記事をもう1つ。

京急の800形は、16日の特別運行を最後に41年間の歴史に幕を閉じました。
普通列車運用を前提としたものの、川崎以南では急行運用もあった時期も
ありましたが、10年程前に存在した「快特」運用をすっかり忘れていました。

「快特」と言っても、夕刻(確か平日のみ?)の
羽田空港(現:羽田空港国内線ターミナル)~京急川崎間の片道数本で
川崎以南は普通列車に段落ちして、浦賀方面へ向かっていました。
どの位の期間であったか定かではありませんが・・・。800形は
2010(平成22)年にホームドアが最初から設置された、国際線ターミナル駅開業時に
空港線乗入不可となりました。

丁度10年前の2009(平成21)年5月に撮った画より。
トップナンバーの801(+802)Fでやってきました。本線から、普通列車羽田空港行きで来たものですが
既に幕が回されて快特表示で入線。

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801Fは、空港ターミナル乗入前の一支線であった頃の空港線で運用された時期も
あったはずで、まさか「快特」運用で戻ってくることになるとは思わなかったでしょう。

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819F充当の別列車。運行番号も快特の「A」表示。
高架化工事中の、地上時代の京急蒲田にて。
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優等列車に何度も道を譲りつつ、普通列車で黙々と働く姿が800形の本来の姿では
あったと思いますが、”束の間”の華やかな姿も記憶に留めておきたいと思います。