武蔵野線の205系電車、今朝で最終運用だったそうですね。
山手線や埼京線などからやってきた車両、武蔵野線ひとすじだった車両など
出自は色々でしたが、30~35年間の活躍お疲れ様でした。

編成番号は気にしていなかったのですが、最後まで残った<M20編成>
過去に一度撮った画がありました。
2007(平成19)年6月、乗り入れ先の京葉線新浦安にて。当時は未だ、東京~西船橋間
快速運転を行っていた頃でした。
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M20編成の両端のクハ204-5及び205‐5は、1985(昭和60)年に山手線に導入された
205系の最初の一段下降式窓採用編成の残党だった、ということで。
国鉄では、昭和30年代の157系やサロ165、キロ28等で雨水侵入による
腐食で保守に苦心したとされる下降式、ステンレス車体の205系で”復活”と相成りました。
鋼製車でも、下降窓を採用し続けた大手私鉄の車両の事例もあり
何故国鉄が出来ないか疑問もありましたが、昭和40~50年代の国鉄の色々な
事情も絡んでいたのでしょうか。やっと”国電”も私鉄や地下鉄の新鋭車並み
スマートになった・・・と当時思ったものです。