こんばんは。
昨日に続き、近鉄田原本(たわらもと)線8400系の100周年復刻塗装車です。
昭和40年代まで同線で運用されていた、小型車旧600系のダークグリーン色を
纏った8409F。上品な色合いで、8000系列、ひいては現行の近鉄通勤車そのものに
全く違和感がない装いに感じます(あくまでも、個人的感想)。
箸尾駅にて、現行標準塗装の8412Fと。
西田原本駅にて。
同編成の中間車、モ8459。
車端の形状や窓割から、運転台を撤去した改造車だろうと思い撮っておいたのですが
この車両は、1972(昭和47)年8月に奈良線で起こった
時限爆弾爆破事件の当該車の1両で、制御車であったものを事件証拠品の解除後
復旧時に中間電動車化されたとのこと(近鉄に詳しい方ならご存知のことですが・・)。
当時関西に住む小学生で、かすかにこの事件は記憶があって怖くなったものですが
他にも昭和40年代は、山陽電鉄や国鉄横須賀線などこの手の事件が相次いで起こっています。