こんばんは。

現在は西宮北口で”南北分断”されている、阪急今津線が
同駅で、神戸本線と平面交差して直通していた頃の画です。
画像が劣化しておりますが、ご容赦ください。

宝塚ゆき810系<820>と、今津ゆき1010・1100系編成<1030>
img193


神戸本線とのダイヤモンドクロスを通過する、上記今津ゆきの1010・1100系。
向かって左側が大阪梅田方で、神戸三宮方面のホームがありました。
img194
                                  1981(昭和56)年3月

私は産まれてから小学校に上る頃まで、今津線沿線に住んでいたので
このダイヤモンドクロスを渡る電車の「ダダンッダダン」(と言う風に聞こえた)
音が、記憶の何処かにこびりついています。

駅改良と、神戸本線の10両編成化に伴って1984(昭和59)年に廃止となり
今津線は北線と南線に分断されました。
平面交差廃止の後を追うように、阪急最後の吊掛け車であった810系も翌年
引退し、最初の量産高性能車であった1010・1100系も昭和から平成への
時代替りの頃、阪急線上から姿を消しました(能勢電鉄譲渡車は2001年まで残存)。