こんばんは。

日付ネタにて。
国鉄特急形気動車のパイオニアである、80系のキハ81形。
いまから振り返るに、1978(昭和53)年10月のダイヤ改正で引退するまで
実働期間は18年と、短命に終わった感があります。

最後の6年間、紀勢本線特急「くろしお」で運用された縁からか
キハ81 3が大阪弁天町にあった交通科学館(後に交通科学博物館)に保存され
現在は、京都の博物館に移設されているのは周知の通りです。

画像は、1984(昭和59)年の夏。交通科学館で保存されて数年経った頃でしょうか。
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「はつかり」でデビューし、その後は「つばさ」や「いなほ」でも運用された同車
交通科学博物館閉鎖時に、深い縁のあったであろう大宮の博物館へ譲ってくれたら・・・などと
私的には勝手に思ったものです。「とき」や「ひばり」のボンネットと並べて欲しかった(^^;
無責任なことを言うと、お叱りを受けるのでしょうけれど。

私がこの車両を初めて目にしたのは、1973年頃亀山の近くでした。
転用されてきたことなど露知らず、「特急はつかり号」がなんでここを走っているの?と
ガキ心に思ったものです。